新聞掲載記事情報

オガクズで鶏糞処理についての掲載記事
2013.11 JA ちくさんくらぶ21 vol.88 (オガクズで鶏糞処理について)

食品残さ原料の堆肥化施設についての掲載記事
2010.10.20 静岡新聞 (食品残さ原料堆肥化施設について)

究極の鶏舎敷き料リサイクルについての掲載記事
2010.4.4 日本農業新聞 (究極の鶏舎敷き料リサイクルについて)
2010.4.3 日経新聞 (究極の鶏舎敷き料リサイクルについて)
2010.4.2 宮崎日日新聞 (究極の鶏舎敷き料リサイクルについて)
2010.3.19 時事通信社 (究極の鶏舎敷き料リサイクルについて)

究極の豚舎敷き料リサイクルについての掲載記事
2009.3.21 日本農業新聞 (豚舎敷き料リサイクルについて)
2009.2.22 西日本新聞 (豚舎敷き料リサイクルについて)
2009.2.18 毎日新聞 (豚舎敷き料リサイクルについて)
2009.2.18 南日本新聞 (豚舎敷き料リサイクルについて)
2009.2.18 宮崎日日新聞 (豚舎敷き料リサイクルについて)

2013.11 JA ちくさんくらぶ21 vol.88 掲載記事(オガクズで鶏糞処理について)

2013.10月発行 JA ちくさんくらぶ21 vol.88 掲載記事

【掲載記事内容】
鶏糞処理の新しい資材
〜オガクズと微生物を使い、鶏舎で堆肥化〜
●資材の概要と基本原理
 今回紹介する市販された資材は、アンモニアの分解力に優れた各種の生菌を材料としている。
 これを生産者が自分で用意したオガクズと共に鶏舎の床に敷き、そこに落ちる鶏糞と定期的に撹拌することで好気性発酵が起きる。オガクズが炭素源、鶏糞が窒素源となり、これらをエサに微生物が増殖し、鶏糞を分解するというしくみである。鶏舎の床に落ちた鶏糞をその場で堆肥化していると考えると良いかもしれない。
 オガクズを定期的に撹拌するために、トラクター等の稼働スペースを確保しなければならず、高床式鶏舎での使用が推奨される。
●鶏舎での実際の作業
 では実際の運用を見てみよう。まず、オールアウト後の除糞が終わった高床式鶏舎の床に、オガクズを30〜40cm程度の厚さに敷く(写真1)。このオガクズは生産者が自分で好みのものを用意してよい。通常のオガクズのほか、分解が早い高温高圧処理済の木材を使用することもあるようだ。
 次に、オガクズの表面に発酵菌を規定量散布する。その後、鶏を導入し、オガクズの上に鶏糞が落ち始めたら、週に2〜3回、トラクター等でオガクズを撹拌してまわる(写真2)。
 するとオガクズの中でそのまま発酵が進み、鶏糞が分解される。16ヵ月後でも、床の高さはほとんど変化していない(写真3)。鶏糞が消えているように見えるが、オガクズを見ると、堆肥のような状態に変化していることがわかる。
 鶏群アウト後のオガクズは良質堆肥として都度出荷することが推奨されているが、いったん集めて発酵させ、次の入すう時に再利用するアイデアもある。
●採用した農場の状況
 この資材の導入によって、鶏糞が減るほか、「アンモニア臭の代わりに堆肥の臭いがする」「ハエが減った」との声や、「心なしか鶏舎内のホコリが減り減り、通路の見通しも良く空気が澄んだ」との話もある。
 ただ、定期的な撹拌がある程度作業負担になることや、床面積に対して鶏糞の落ちてくる量が多いと微生物の処理が追いつかないことは事前に考慮しておく必要がある。
 高床式鶏舎での使用が想定されているが、発酵さえうまく処理できれば、鶏糞堆積場にオガクズを用意し、直立鶏舎の鶏糞を投入する方法もあるだろう。
 使用済みのオガクズをもう一度再使用する場合は、疫病のまん延に十分注意したいが、大きな投資も必要なく、とても興味深い資材だ。参考にしていただければ幸いである。
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2010.10.20 静岡新聞 掲載紙面(食品残さ原料堆肥化施設について)

2010.10.20 静岡新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
伊豆の国市 堆肥化施設が完成
食品残さ原料 県内初の行政運営
伊豆の国市が同市浮橋の県ほ乳場跡地に建設を進めていた市営堆肥化施設「資源循環センター『農土香(のどか)』」の竣工式が19日、同所で行われた。行政が運営する堆肥化施設としては県内初。関係者約50人が出席して完成を祝った。循環型社会の構想を掲げる市が総事業費約2億円で建設し、約1700平方メートルの建物内に混合槽や発酵槽などを設けた。非常勤職員2人が常駐する。市内の給食センターや伊豆長岡温泉の旅館30軒から出される食品残さ(日量1トン)、市内の酪農家12軒から提供される牛ふん(同1.8トン)、チップ化した剪定(せんてい)枝を原料に、年間300トンの堆肥を製造する。生産した堆肥は市が販売する。施設は20日に稼働し、来年1月後半ごろに初の製品が完成する見込み。市は、将来的に一般家庭から回収した生ごみも原料として活用する方針で、回収方法を今後検討する。望月良和市長は式典で「製造した堆肥を農業振興にも活用し、施設をごみの減量、資源化の基軸にしたい」と述べた。

  当社設計・施工の「資源循環センター 農土香(のどか)」のご紹介ページ
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2010.4.4 読売新聞 掲載紙面 (究極の鶏舎敷き料リサイクルについて)

2010.4.4 読売新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
鶏ふんを鶏舎内処理
雲海酒造など開発 発酵菌でアンモニア分解
 宮崎市の「雲海酒造」など6社・団体が、採卵場の鶏ふんを鶏舎内で処理できるリサイクルシステムを共同で開発した。発酵菌を使うことでアンモニアを分解し、将来的には肥料への転用も計画。4月以降、本格的に導入し、全国にも売り込む予定だ。 悪臭解消、肥料への転用計画  雲海酒造のほか、開発にかかわったのは、機械器具販売業「豊栄物産」(鹿児島市)、実証実験を行ったマエダ美化(静岡県)と菊永ポートリー(鹿児島県)、システムを活用するJA宮崎経済連(宮崎市)と児湯養鶏農協(新富町)。  発表によると、悪臭の原因となるアンモニアガスを分解する発酵菌「ビオグリーン丸特」を使って、ふん尿をためるおがくずに混入。週に3回程度、かくはんすることで、菌の動きを活発化させ、効果を高める。実証実験では、アンモニア濃度を20分の1以下に抑えることができたという。  鶏舎周辺では、アンモニア臭のために、住民から苦情が出たり、ハエなどが大量に発生したりする問題があった。しかし、新システムの導入で、こうした課題は解消できる見通しとなった。  昨年、豚の飼育舎で同様のシステムを開発しており、今回はその応用版となる。雲海酒造の横山三千男取締役は「環境対策とともに経営向上にもつながる」と期待を寄せている。  問い合わせは同社飼料事業部(0985・77・3436)へ。
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2010.4.3 日経新聞 掲載紙面 (究極の鶏舎敷き料リサイクルについて)

2010.4.3 日経新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
ふん尿においもうケッコー
宮崎・鹿児島の事業者 無臭化技術
宮崎県と鹿児島県の畜産・廃棄物関連事業者は鶏卵業向けに鶏のふん尿を無臭化し、堆肥(たいひ)にも再利用できる技術を共同開発した。発酵資材を使ってふん尿を分解する技術で、すでに養豚業向けで実用化。養鶏農家のイメージ向上につながるほか、ふん尿処分費の削減にも役立つとみて4月から実用化する。  共同開発したのは有機廃棄物処理施設の設計・加工の豊栄物産(鹿児島市)と雲海酒造(宮崎市)。廃棄物処理のマエダ美化(静岡県伊豆の国市)が東海や関東で営業を始める。児湯養鶏農業共同組合(宮崎県新富町)とJA宮崎経済連(宮崎市)は県内養鶏農家への普及に取り組む。養鶏業の菊永ポートリー(鹿児島県南九州市)は実証実験に参加した。
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2010.4.2 宮崎日日新聞 掲載紙面 (究極の鶏舎敷き料リサイクルについて)

2010.4.2 宮崎日日新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
鶏舎のふん尿堆肥化
雲海酒造など県内外6社 豚舎再利用技術を改良
 雲海酒造(宮崎市)、JA宮崎経済連(同)、児湯養鶏農協(新富町)など6社は共同して、採卵鶏農家の鶏舎におが粉などを敷き、粒状の発酵菌を混ぜることで鶏ふん分解やアンモニア臭抑制効果が発揮され再利用できるリサイクルシステムを確立した。4月から県内の採卵鶏農家に、システムを売り込む。
 システム開発や実証実験に加わったのはこのほか、豊栄物産(鹿児島市)、菊永ポートリー(南九州市)、マエダ美化(静岡県伊豆の国市)。
 鶏ふんは通常、高床式や低床式の鶏舎のケージ下に堆積(たいせき)させて搬出。この方法ではアンモニアが発生して悪臭を放つため作業環境が悪化し、周辺住民からも苦情が多い上、排卵率も低下するなどの課題があった。
 昨年2月、南国興産(都城市)、雲海酒造、豊栄物産は豚舎の悪臭を抑え、ふん尿を排出しない処理システムを共同開発。今回は対象を採卵鶏舎向けに特化して、その処理法を応用、改良している。
 確立したシステムは、ケージ下におが粉などを敷き、豊栄物産が開発した粒状の発酵菌「ビオグリーン丸特」を混合する。トラクターで週2、3回攪拌(かくはん)することで、発酵菌は鶏ふんや、発生するアンモニアを分解して堆肥(たいひ)化。半永久的に利用できる。
 通常の農家で検出されるアンモニア濃度は100ppm以上だが、菊永ポートリーの鶏舎で行った実証実験では、5ppm以下で推移した。長期間利用すると、濃縮したリン酸、カリが集積し、肥料利用も可能になるという。
 発酵菌は1キロ3500円。採卵鶏1万羽に対して発酵菌使用量は約7.2キロで、おが粉代と合わせても、従来の鶏ふん処理費用を大幅に下回る。年内は普及期間として、システム導入法を農家に指導していく方針。
 雲海酒造取締役執行役員の横山三千男飼料事業部長は「循環型農業を実践するためには、ふん尿処理は避けて通れない。住みよい環境をつくるための方法として浸透させたい」と話している。
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2010.3.19 時事通信社 (究極の鶏舎敷き料リサイクルについて)


【掲載記事内容】
鶏糞の悪臭防ぐ新システム開発=雲海酒造など
豊栄物産など3社「2年間状態良好」
 雲海酒造(宮崎市)はアンモニアを分解する効果のある発酵「ビオグリーン・マルトク」を開発した豊栄物産(鹿児島市)と協力し、採卵鶏舎の糞処理を大幅に効率化したシステムを開発した。08年からの導入実験を経て、4月から本格的に販売を開始する。発酵菌は05年に開発。
牛や豚についても同様のシステムが既に完成しており、今回、採卵鶏舎への応用に成功した。ブロイラー向けのシステムも開発中。発酵菌は10キロ3万5000円で鶏一万羽あたり約7・2キロが必要という。
 システムは鶏舎の床に発酵菌をオガクズなどと混ぜて敷くなどする。鶏が落とす糞が含むアンモニアが発酵菌に分解されることで、悪臭を抑え、糞自体の堆積も抑える。両社によると、堆積した糞は肥料として使うことも可能となるという。
 両社は年内はシステム普及のため発酵菌の代金以外は取らない方針だが、一般の鶏舎ならばほとんど新たな設備投資は必要ないという。
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2009.3.21 日本農業新聞 掲載紙面 (究極の豚舎敷き料リサイクルについて)

2009.3.21 日本農業新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
おがくずに発酵資材
 南国興産(宮崎県都城市)、雲海酒造(宮崎市)、豊栄物産(鹿児島市の3社が、おがくず豚舎でふん尿も悪臭も出さない自己完結型の処理システムを確立した。敷き料のおがくずに発酵資材を混ぜるもので、豚出荷後にさらに高温で殺菌し、攪拌(かくはん)すれば再利用できる。
におい発生せず ふん尿排出ゼロ
 養豚経営では、おがくずが豚舎でよく使われている。おがくずがふん尿を吸収し、直接堆肥(たいひ)化できる便利さや、コストが掛からないことなどからだ。しかし、ふんの分解が遅く、尿の蒸散が間に合わないためにアンモニアの分解が難しく、このことが悪臭を発生させているという問題がある。
 新処理システムは焼酎かすの処理システムを応用し、この問題を解決。おがくずに混ぜた発酵資材「ビオグリーンマルトク」がふん尿の分解を早める。南国興産の実証試験では、約3,000頭を15棟で肥育し、このシステムを導入したところ、通常90ppm前後あったアンモニアの濃度が約10ppm以下に抑えられたという。
 豚を出荷した後、独自のノウハウで80度前後の高温で攪拌し、発酵処理することで、再び同じおがくずを利用できた。処理の建物、攪拌機などで約3,600万円かかったという。
 畜産排水は厳しく規制され、畜産農家では対策が進んでいる。しかし、悪臭対策も避けて通れず、同システムが1つの解決策になりそうだ。
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2009.2.22 西日本新聞 掲載紙面 (究極の豚舎敷き料リサイクルについて)

2009.3.21 西日本新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
ふん尿を「循環処理」 悪臭解消新システム開発
雲海酒造(宮崎市)、有機廃棄物処理施設施工業・豊栄物産(鹿児島市)飼料肥料製造業・南国興産(宮崎県都城市)の三社が共同で、豚舎からの悪臭や地下水汚染の抜本的な解決策となる「自己完結消滅型ふん尿処理システム」を開発した。
 同システムは、豊栄物産が培った生ごみ処理技術を応用。豚のふん尿を吸収する敷材おがくずに、アンモニアなどの悪臭を分解する特殊な菌体を投入し、ふん尿の発酵を大幅に促進させた。
 さらに豚出荷後の敷材には、焼酎廃液を肥料にする雲海酒造の高温発酵技術を施し、細菌や寄生虫を死滅させて再度利用可能とした。
 この循環型処理の結果、敷材の購入量が減り、コスト低減にもつながる画期的なシステムが構築できたという。
 常時三千頭を飼育し、約2年間実験を行った南国興産では、豚舎内のアンモニア臭気を従来の80−200ppmから、最大二十分の一の10ppm以下に抑制できることを確認した。
 三社は「環境に対する関心が高まる中、養豚経営では、ふん尿の適正処理が不可欠。養鶏場や牛舎の悪臭対策にも応用できる」としている。
 プラント建設費は、豚三千頭飼育の規模で約三千万円。使用する菌体の費用は敷材一立方メートル当たり三百五十円という。
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2009.2.18 毎日新聞 掲載紙面 (究極の豚舎敷き料リサイクルについて)

2009.2.18 毎日新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
養豚の悪臭 大幅カット
ふん尿を発酵処理 南国興産が共同開発
飼肥料製造の南国興産(宮崎県都城市)は、養豚場のふん尿を悪臭をほとんど発生させずに豚舎内で発酵処理するシステムを開発したと発表した。雲海酒造(宮崎市)、有機廃棄物処理施設施工の豊栄物産(鹿児島市)と共同開発で、焼酎カスを堆肥化する発酵・分解処理技術を応用した。3社は「養豚経営の課題である悪臭公害に終止符を打つ」と話している。
 一般的な養豚場は、豚舎に敷いたオガクズにふん尿を吸着させ、定期的に処分している。3社の「自己完結消滅型ふん尿処理システム」は、独自の発酵促進菌をオガクズに散布し、アンモニア臭を抑えながらふん尿の発酵・分解を促進させる。07年4月から自社肥育豚舎(3,000頭)で実験した結果、豚舎内のアンモニア臭は10ppm以下と一般的な豚舎の80〜200ppmを大幅に下回った。
 また、オガクズを高温でかくはん、発酵させて寄生虫などを死滅させて再利用する。実験では同じオガクズを約2年で5回利用できた。
 専用のかくはん機は、3,000万円。南国興産の杉田明司社長は「一滴のふん尿も豚舎外に出さない。コストもこれまでと大差はない」と話した。
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2009.2.18 南日本新聞 掲載紙面 (究極の豚舎敷き料リサイクルについて)

2009.2.18 南日本新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
敷料リサイクル、悪臭も軽減
豚ふん尿処理法を開発
豊栄物産など3社「2年間状態良好」
 有機性廃棄物の処理などを手がける鹿児島市の豊栄物産(中下隆史社長)は17日、「豚舎でほとんど悪臭を出さず、ふん尿を外に出さない処理システムを開発した」と発表した。雲海酒造(宮崎市)と南国興産(都城市)と共に、都城市内で記者会見を開いた。
 3社によると同システムは、@豚舎の敷料に使うおがくずに独自の環境微生物製剤を散布し、ふん尿の発酵分解や蒸発を促進A豚の出荷後、おがくずを発酵処理施設で高温処理し、寄生虫や有害細菌を死滅B処理させ堆肥化したおがくずは豚舎で再利用−という自己完結型。豊栄物産と雲海酒造が共同開発した。
 南国興産が、2007年4月から豚舎(約三千頭、畜舎十五棟)にどうシステムを導入。豚舎内敷料のアンモニア濃度を約10ppm以下に提言、悪臭がほとんど発生しなかったほか、敷料は今まで5回再利用したという。約2年間良好な状況が継続し、半永久的処理も見込めることから発表に踏み切った。
 南国興産の杉田明司社長は「養豚業者が臭気や汚水公害で苦労する中、一滴のふん尿も出していない。結果はいい。普及に役立てたら」と話した。
 宮崎県畜産課は「2年間全く場外に出さずリサイクルしているのであれば、画期的といえるのでは」としている。
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2009.2.18 宮崎日日新聞 掲載紙面 (究極の豚舎敷き料リサイクルについて)

2009.2.18 宮崎日日新聞 掲載紙面

【掲載記事内容】
添加剤入りおがくず
豚舎ふん尿排出ゼロ
南国興産(都城市、杉田明司社長)と雲海酒造(宮崎市、中島勝美社長)、豊栄物産(鹿児島市、中下隆史社長)は豚舎の悪臭を押さえ、ふん尿を排出しない処理システムを確立した。豚舎に敷くおかくずにふん尿を急速に分解する添加剤を混ぜてにおいを抑え、豚の出荷後はおがくずを高温で発酵処理することで再利用が可能となった。
 雲海酒造が廃棄物処理プラントを扱う豊栄物産などと共同開発し、導入している焼酎かすの処理システムを応用した。三千頭を肥育する南国興産の畜舎十五棟で2007年4月に導入。豚舎に敷き詰めるおがくずに、尿の蒸散を促しアンモニアガスを急速に分解する添加剤「ビオグリーンマルトク」を混合。豚を3,4ヶ月間飼育して出荷した後、おがくずは処理プラントで高熱発酵処理して寄生虫や有害な最近を死滅させる。
 この結果、通常の80−100ppm程度ある豚舎のアンモニア濃度は10ppm以下に抑えられ、ふん尿を一滴も排出せずに約2年間で5回のおがくずを再利用している。
 同システムを県内の豚舎で導入しているのは南国興産だけ。杉田社長は「ふん尿を一滴もださずに、においを出さない技術は画期的で畜産の盛んな南九州にとっては朗報。広く養豚農家に知ってもらいたい」と話している。
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